天マ屋『三代目奮闘記』

１日目の行程を終え、仙台駅前のビジネスホテルにチェックイン。

ガルー社長が予約してくれた『タンしゃぶ』メインのお店へ。

仙台のアーケードは広くて、高くて、人も多く、さすが100万都市だと思いました。

ちょうど　この日から　『光のページェント』開幕


単一の光ですごく美しかったです。

お店について、ガルー社長の後輩のゼネコンの社員さんから復興アレコレをお聞きしながら会食。

『牛タン』のお店ですが、お造りも美味しゅうございました。


メインの『タンしゃぶ』は、大将自らテーブルに来て奉行ってくれました。


まずは、薬味を入れずにポン酢だけでいただきます。


野菜も美味しゅうございました。


復興事業で多くの関係者が仙台に来ていますが、前日見た被災地とは全く違う世界でした。

翌朝、晴天でしたが、時折　雪がちらついていました。


仙台駅から山側に走って、仙台お約束の場所へ


ここからは中心街が一望できます。


地震の揺れは、この丘に建つ日露戦争慰霊塔のてっぺんに立つ鷲を落下させていました。

この後、さらに山側に走り、『マッサン』で有名なニッカウィスキー仙台工場へ


自然に恵まれた環境で、ウィスキーが眠っていました。


『伊達』　『宮城峡』を試飲した後、昼食会場に向かいました。

仙台最後の昼食は　旧伊達家の御屋敷でいただく『箪笥料理』


引き出しを開けると・・・


前菜が中に入っています。


ずんだ餅


笹かまぼこと牛タン


超お腹いっぱいでごちそうさま。

このお屋敷も地震で何枚かガラスが割れる被害が出たとのことでした。

しばし休憩し、ジャンボタクシーで空港へ

このタクシーの運転手さんが福島第一原発から7キロに住んでいた方でした。

今、そこは『レッドゾーン』で、帰ることはできないそうです。

原発があるところはもともと田舎で、原発の恩恵も受けてきたので

『東京電力に対しては恨みはありませんし、いままで良くしてくれたのにこうなったから

手のひらを返すことはできません』とおっしゃていました。

ただ、現地でしかわからないこと、我々には知らされてないことが多くあるようです。

なぜ、水素爆発したのか？もっともっと伝えたいことがありそうでしたし

もっともっとお聞きしたいことがありましたが、ひとりの『老害』の発言のせいで叶いませんでした。

最後の最後で後味の悪い旅となってしまいましたが、

『行かないとわからない』　忘れられない旅となりました。